簡単インプラント 名古屋市解説ガイド

欧米では、セカンドオピニオンの考え方が一般的です。
カウンセリングの後には、精密検査を行います。人工歯根を埋め込むために、アゴの状態を調べるのです。
インプラントでもっとも大事なことは、人工歯根を植えるだけのアゴの厚みがあるかどうかです。精密検査ではレントゲンを撮るなどして、アゴの骨の量と厚さが十分にあるかどうか、くびれなどの形態はどうかなど厳密に調べます。
そして、その結果をみて、使用する人工歯根の長さを決めていきます。さらに、問診などによって健康状態のチェックを行います。
「オッセオインテグレーテッド・インプラント」の実際の処置は4つのステップに分かれます。その第一段階は、人工歯根をアゴの骨に埋め込む処置です。

この処置に際しては、完全な滅菌消毒の管理が必要なので、処置前後にやや時間がかかりますが、全部で2時間以内には終了します。人工歯根を埋め込む処置自体の時間は一顎20〜40分くらいです。
局所麻酔をしているので、処置自体には痛みはほとんどありません。人工歯根を埋め込み終わったら、人工歯根の頭の部分にカバーをはめます。
人工の歯と接続する土台をここに取り付ける必要があるので、それに備えてカバーをはめておくのです。ここまできたら、あとは再び粘膜を元通りに戻して完了します。
この後、30分くらい休憩したら帰宅できます。インプラントの前に入れ歯を使っていた方の場合は、処方から一週間は入れ歯を使用することはできません。
縫合したばかりのところに入れ歯をのせると、損傷する恐れがあるからです。したがって、インプラント治療を受ける歯の本数や、それまでの状態などに応じて、前もって対策を考えておくことが大切です。

しかし、最近ではIPIという補助インプラントを追加して、当日から仮歯を入れることができるようになりました。処置後には、以下の注意が必要です。
・術後の食事は、手術した部分に刺激を与えないようなやわらかい物を選ぶ。
・食事が終わったら、生理食塩水で口をゆすぎ、清潔を保つようにする。
・手術後2週間は、タバコやアルコール類などの刺激物はなるべくとらない。
・処方された抗生剤などの薬は、前日と術後約一週間、医師の指示どおりに飲む。
抜糸をする前に、担当医師と相談して、必要ならば約1週間後から入れ歯を入れることになります。
その後、手術をして2週間したら、人工歯根を植え込み、縫合した部分の抜糸をすることになります。
とはいえ、この時点では手術をした部分は完全に安定した状態になっていませんから、以前と同じように入れ歯をすることには問題が残ります。そこで、人工歯根に刺激が加わらないように、やわらかいゴム状の安定剤のようなものを入れ歯に裏打ちしてから使うようにします。
ですから、一週間たったからといって、患者さん自身の判断で入れ歯を使い始めていいわけではありません。通常、また入れ歯を使い始めて2週間目からは、ほぼ普通の食事に切り替えることができます。
また、入れ歯を使用する方は、この後、1、2ヵ月に一度くらいの割合で定期的に通院することになります。これは、入れ歯につけた安定剤をチェックするためです。
アゴの骨と人工歯根は厳密な基準にそったものですから、埋め込んだ当初からぴったりと合い、ぐらつくようなことはありません。人工歯根を埋め込む処置の後に、ある一定の安定期間が必要です。

目安は下アゴなら3ヵ月、上アゴなら6ヵ月です。これは、人工歯根と骨が完全に結合して、安定した状態で人工の歯を取り付けるためにはどうしても必要な時間なのです。
安定期間を過ごした後再び来院すると、二次処置を受けることになります。この段階の処置は、すでに人工歯根が埋め込まれていますから、簡単なものです。
ここでは、粘膜から埋まっている人工歯根の頭を出し、一次処置ではめておいたカバーをはずして、人工の歯を接続するアバットメントという土台を取り付けるのです。この二次処置で外科処置はすべて終わります。
あとは人工歯の型取りをして装着し、かみ合わせをみていくことになります。人工歯根の部分はすでにアゴの骨と結合し土台もついていますから、今度は人工歯の型取りの段階に入ります。
この歯こそ、永久歯を失った後これから先ずっと付き合っていく「第3の歯」と呼ばれる歯です。人工歯ができるまで、一般的には2〜5回くらいの通院が必要です。
歯並びや色、形など外見や機能も含め、人工歯の出来上がり具合を慎重に試しますから、1回の治療に1時間くらいかかります。こうして「第3の歯」が出来上がっていきます。
アバットメント(土台)を取り付けてから、人工歯を入れ治療が完了するまで1ヵ月から2ヵ月を要します。こうして人工の歯が完成し、いよいよ人工歯根に固定される段階に入ります。
これでインプラント治療の完了です。精神的な苦痛が取り除かれるというばかりでなく、患者様によっては、肩こりが消えた、頭痛が治った、体調がよくなったなどという声も聞かれます。
若さを取り戻し、積極的になる人がほとんどで、それほど日常生活の中で歯の果たしている役割は重要ということです。治療が終わった後には、まず1週間後に定期検査をします。

その後は1ヵ月後、3ヵ月後に検査をします。それからは半年に1回、2回、経過がよければ年に1回くらいの定期チェックで十分です。
インプラントは最先端医療のため、保険診療ができないので、費用の面が気にかかる方もたくさんいます。確かに費用の面からインプラント治療をあきらめる方もいます。
しかし、いままで説明したように、安心したシステムで治療が受けられ、しかも自分自身の健康や審美的目的のために、一生使える「第3の歯」が得られることを考えると、その価値は、その場限りのものではなく、対価以上のものだとは思われます。インプラント費用は歯科医院によって多少異なりますが、目安は人工歯根を1本入れると20万円くらいかかります。
その他、アバットメントや人工歯の料金がかかります。たとえば、下の歯が1本もないケースでは、5本のインプラントを入れると、トータルの費用は300万円くらいからになります。
ただし、処置に関わる治療費や検査費などは医療控除の対象になりますから、所得によってはかなりの額が返還されることになります。5割近くが還付されて、実際の費用の半額近くになることもあります。
合わない入れ歯に悩み、毎回何度も通院して、数年ごとに費用をかけてつくり直しをするか、それともまとまった費用をかけてその後は歯科は定期点検のみにして毎日を快適に過ごすか、この違いだと思います。私はよくこんなたとえ話をします。
いままでの歯科診療とインプラントをたとえると、自転車と普通自動車のようなものです。もちろん、いままでの歯科診療が自転車、最新治療のインプラントが普通自動車です。

自転車は確かに手軽で便利です。でも、坂道や雨の日は大変です。
暑い日、寒い日もつらいものです。それに遠方まで乗ってはいけません。
一方の自動車は、坂道、雨の日、暑い日、寒い日、遠方も大丈夫です。坂道はぐいぐいのぼれますし、雨の日も車内なら濡れることはありません。

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